こんにちは!
フリーランスとしてVtuber制作をしている笠原(@vtuber05539895)です!
Vtuberを作成するときには2Dキャラであれ、3Dキャラであれイラストが必要になります。
イラストは多種多様にありますが、Vtuber制作をするにあたって、イラストの注意点がいくつかあります。
僕はVtuber制作を受けているのでわかりますが、イラストの感じによってVtuber制作のやりやすさは変わります。
また値段も変わってきます。
もしイラストの注意点を理解していないと、自分でVtuberを作るときには大変ですし、Vtuber制作を依頼する場合にはプラスで料金を取られる場合もあります!
今回はVtuber用のイラストを依頼する人のために、Vtuber制作経験者の視点からVtuber用イラストの注意点と相場を書いていきますね!
2Dのイラストと3Dのイラストで、注意点は少し違うので、それぞれ注意点を書いていきます!
2D・3D共通のイラスト注意点
まず最初にVtuber用のイラストを依頼するときに、2Dキャラと3Dキャラに共通する注意点を説明していきます。
どんなイラストを書くのかを決めよう!
基本的に2Dでも3DでもVtuberではデフォルメキャラから動物まで、動かすことは可能です。
なので、基本的にVtuber用のイラストは自分が好きなキャラクターを依頼しましょう!
個人的に、モデリングスキルにそこまで自信がないのであれば、正面絵がおすすめです。
なぜかというと、正面絵の方がモデリングしやすいからです。
斜めを向いていたりすると、少し技術が必要になるので、Live2Dに慣れていない人もしくは慣れていない人に注文する場合は正面絵がおすすめです。
立ち絵にするか顔部分のみか
Vtuber制作は体全体か顔部分(顔+上半身半分)のみかによって作業量は変わります。
当然立ち絵の場合は作業量が多いので、作るのは大変です。
また、イラストも体全体か顔部分のみかによって値段は変わってくるでしょう。
まずは自分が体全体で動かしたいのか、顔の表情だけのキャラでいいのかを決めましょう。
表情は付けないようにしよう!
イラストは表情なしのものを用意しましょう。
表情が付いているものだと、加工をするときに割と大変です。
デフォルトは表情が付いていないものにした方が作るやすいので、表情なしのイラストを用意してもらいましょう。
2DのVtuber用イラストの注意点と相場
ここから2D・3D別の注意点とについて説明します。
まずは2Dキャラの方から説明していきますね。
まずは注意点の方からご説明します。
レイヤー分けされたイラストを依頼しよう!
2Dキャラのイラストで、最重要事項がレイヤー分けです。
レイヤー分けとは目や口、髪など体の部品ごとでイラストを分けることを指します。
Vtuber制作では各部品のレイヤーを指定しながら、動きを加えていきます。
レイヤー分けがされていないイラストではVtuber制作をすることはできません。
プラスで料金を取られることがほとんどだと思いますが、2Dキャラのイラストを依頼するときには必ずレイヤー分けをしてもらいましょう。
どのようにレイヤー分けをしたらいいかがわからない人は以下の記事を参考にしてみてください!
背景は透過にしてもらおう!
2Dのイラストを依頼するときには背景は透過で描いてもらいましょう。
背景に白だと、後で消す作業が必要になります。
レイヤー分けされたイラストの背景を後で消すのは割とめんどくさいので、事前に背景透過で描いてもらいましょう。
ちなみに3Dキャラの場合は背景は関係ありませんので、自由に描いてもらいましょう。
2Dキャラは正面イラストを依頼しよう!
基本的に2Dキャラは正面イラストを依頼しましょう。
正面イラストとは視線や体の向きがまっすぐ向いているイラストですね。
正面イラストでなくてもVtuberを作成することは可能ですが、正面の方が綺麗に仕上がります。
また横向きの動作は後から付け足すことができるので、デフォルトのイラストは正面でも大丈夫です。
腕や足もまっすぐ下に下ろしているイラストを描いてもらうのがおすすめです。
腕や足も後から曲げる動作を入れたりできます。
2Dキャラのイラストの相場は数万円~十数万円
正直、イラストは相場というものは存在しなくて、ピンキリです。
僕はLive2D制作を請け負うにあたって、十数人の方と提携しておりますが、その人たちの相場でいえば数万円~十数万円ぐらいだと思います。
提携イラストレイターさん一覧は以下のページから見れます!
ただ2Dキャラの場合、イラストは以下の2点によって大きく値段が変わります。
- レイヤー分けされたイラストを依頼するか
- 全身か顔のみか
2DでVtuberを作る場合、レイヤー分けされたイラストを用意する必要があります。
このレイヤー分けの作業はほとんどの場合、プラスで料金を取られます。
イラストにもよりますが、プラスで数万円かかる場合もあります。
またイラストが全身か顔のみかによっても値段は変わります。
大体、全身か上半身のみかで、1.5~2倍ぐらいの値段差がある印象です!
もし2Dキャラのイラストを依頼する時は
- レイヤーわけも頼むのか
- 全身にするか顔のみにするか
この2点は事前に決めておきましょう!
今回はイラストについてですが、Live2Dモデルを依頼する際に大切なポイントも他の記事で解説しているので、気になる人はこちらも一緒に読みましょう。
3DのVtuber用イラストの注意点
次に3DのVtuber用イラストの注意点について説明していきます。
イラストは最低2枚描いてもらおう!
引用元:かんたんBlender講座
3Dキャラの場合、イラストは複数枚必要になります。
基本的に正面と横の2枚のイラストがあれば、作ることは可能です。
正面だけのイラストでも作ることは可能だとは思いますが、相応のスキルが必要となるでしょう。
僕は3Dキャラのモデリングをしたことがありますが、正面と横のイラストで作りました。
プラスで後ろ姿のイラストがあれば、さらに作りやすくなるとは思います!
イラストは位置・大きさを一致させよう!
正面・横など複数のイラストを依頼する場合、必ず目や口の位置や大きさを同じに描いてもらいましょう。
正面と横のイラストで体の部位の位置や大きさが異なると、後で調節するのがかなりめんどくさいです。
多少はずれてしまうのはしょうがないですが、できるだけ一致するように描いてもらいましょう。
可動域に服を書かない!
これは注意点というより僕のおすすめですが、3Dキャラを制作する場合(特にモデリングスキルがない場合)の場合体の関節(肘や肩)や首、など体の可動域にたくさん装飾を付けたりするのはおすすめしません。
なぜかというと、可動域に服などを書いてしまうと動かしたときに服から体が出てしまうからです。
例えば、長袖の服などをイラストに着せた場合、肘を曲げたときに肘が出てしまったりします。
出ないように調節することはできますが、作業量が増えます。
また調節するのではなく、体にイラストを張ってしまえば大丈夫ですが、体に服のイラストを張ってしまうと立体感は無くなります。
1番有名なVtuberの「キズナアイ」とかも見てわかる通り、可動域には服を描いていません。
肘の所には描いていますが、これも肌にイラストをくっつけた形になっています。
服装などにこだわりがある場合は描いてもいいとは思いますが、そこまでこだわりがない場合には可動域に服を着せるのは避けましょう。
ちなみに2Dキャラの場合は可動域に描いても大丈夫です。
少し調節が入る可能性はありますが、3Dキャラのケースよりも少ないでしょう。
3Dキャラのイラストの相場は数万円~
正直、こちらも相場はピンキリです。
基本的には全身のものを描いてもらうことになると思うので、相場は数万円~でしょう。
安く描いてくれる人とかだと、数千円とかもいると思いますが、基本的に数万円~と思っておいた方がいいと思います。
2Dキャラと違い、レイヤー分けは必要ないので、そこのプラス料金はかかりません。
しかし、2Dキャラのように顔のみで3Dキャラを動かす人は少ないと思うので、数千円は最低でもかかるでしょう。
イラストを依頼しよう!
Vtuber用イラストの注意点を書きましたが、参考になりましたか?
イラスト依頼をするときには上記のポイントをしっかり押さえて、依頼をしましょう!
また、Vtuber制作も依頼をするという人は依頼する人の条件を先にチェックしてからイラストも依頼するのがいいと思います。
条件を踏まえてイラストも依頼しないと、プラスで料金が取られちゃう場合がありますよ!
Vtuber用のイラストは「ココナラ」というサイトで依頼することができます。
イラスト依頼の値段幅は1000円~10000円ぐらいですかね。
Vtuber用イラストだと少し高いかもしれませんが、チェックしてみましょう!
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