Live2Dモデルを依頼する前に確認すべき5つのポイント

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こんにちは。

さてさて今回はLive2Dモデルを人に依頼するときのポイントを解説していきます。

僕自身も現在、Live2Dモデルを有償で受けています。

Live2Dモデリングを有償でやってくれる人は最近かなり増えていて、値段やクオリティなどかなり多種多様です。

依頼するとなると、数万円はかかりますので、失敗したくないですよね?

なので、依頼を受ける側の目線から満足のいくLive2Dモデルを手に入れるためのポイントをいくつか解説しようと思います!

目次

依頼するときの5つのポイント

Live2Dモデルを依頼するときの大事なポイントは5つです。

  • どこまで動かせるか調べる
  • まずは自分でできないかを調べる
  • どんな動きをつけたいか明確にする
  • 求めるクオリティを明確にする
  • イラスト重視で決める

どこまで動かせるか調べる

Live2Dモデルは基本的にFacerigで動かす人が多いと思います。

Live2DモデルでVtuberをこれから始めようと思っている人は、まずはFacerigを購入してサンプルのモデルを動かしてみるのをおすすめします。

この確認作業はかなり大切で、まずお持ちのPCではスペックが足りず、Facerigが動きずらいケースがあります。

この場合、せっかく依頼して作ったモデルをFacerigに入れても動かないという事態になりかねません。

また、Facerigでは動かせる動作は限られています。

キーボード操作やマウス操作を駆使すればある程度、豊かな表現は可能ですが、企業がマネージメントしている3DVtuberのような全身表現はできません。

後述しますが、まずはどんな動きがFacerig上で可能なのかを調べてから、どんな動きを希望するのか依頼する人に伝えるのが、ベストでしょう。

Facerigについては以下の記事を確認してください。

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3tenePRO版は2つあり、Live2Dモデルが動かせるプランがあります。

こちらはFacerigに機能や動きの精度は劣りますが、Live2Dモデルを動かすことは可能です。

WindowsをBootCampで入れる方法もありますが、容量が必要ですし、僕は3teneで動かすのをおすすめしております。

3tenePROに関してはこちらの記事を参考にしてみてください。

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まずは自分で作れないかを調べる

僕個人の意見ですが、依頼をお願いするなら、まず自分で作れないかを調べるのがおすすめです。

自分で作ってみれば、もしかしたら簡単に作れてしまうかもしれません。

実際Live2Dの場合、簡単な動きであれば比較的すぐに作ることが可能です。

なんでもそうですが、騙されないためにも依頼する前に、まずは自分で作ってみることが大切でしょう。

以下の記事ではLive2Dの使い方を簡単に解説しています!

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どんな動きをつけたいか明確にする

Live2Dでの制作依頼を受けている人は、基本料金+オプションという形で請け負っている人たちが多いです。

しかし、基本料金内に含まれる動作は人によってばらつきがあります。

またオプションの値段もばらつきがありますので、どんな動きをつけたいかを明確にしておかないと無駄に費用がかかってしまうケースもあります。

例えば、以下のように実装したい動きを提示すると良いでしょう。

  • 顔と体の動きXYZ
  • 口と目の開閉
  • 髪・アクセサリー揺れ
  • 喜怒哀楽の表情
  • バイバイの動き

こんな感じで、希望する動きを明確に決めておけば、依頼される側もしっかりとお見積りを出すことが可能になります。

また明確にしておかないと、後から追加料金がかかったりすることもあります。

実装したい動きを明示することは、どっちにとってもいいことですので、依頼する前に明確にしておきましょう。

求めるクオリティを明確にする

結局のところ、値段が一番変わるのは動きの数よりもクオリティの差です。

動きの1つ1つを自然な動きに作ろうとすると、かなりの時間と労力がかかるので、それだけ値段も変わります。

これは一例ですが、例えば僕の場合、自然な動きにするために以下のような加工をしております。

  • 瞬きのときに微妙に目の大きさを変える
  • 目の動きにまつ毛の動きを追随させる
  • 髪の種類によって揺れ方を変える

このように細かい工夫によって、自然にみせることが可能になります。

このような工夫をどれくらいしているかによって、1万円~数十万まで値幅が変化します。

なので、ただ動きを付けたいだけという人であれば、1万円以下で受けてくれる人はたくさんいます。

これは「ココナラ」というサービスページなのですが、1万円で出品している人はたくさんいます。

1万円でも大体の人が以下の動きはつけてくれる人が多いです。

  • 顔のXYZの動き
  • 瞬き
  • 口の開閉
  • 眉毛の動き
  • 体のZの動き

しかし、クオリティの高い動きはそこまで期待できないかもしれません。

動きの種類にプラスして、クオリティに関してもどの程度求めるのかを決めておいた方がいいと思います。

Live2Dモデルの相場に関して知りたい人はこちら!

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イラスト重視で決める

結局、Live2Dモデルはイラストが大切です。

動かしたときの見栄えはやはりイラストに依存している部分も大きいです。

いくらLive2Dのスキルがあったとしても、イラストのクオリティが低いと綺麗に見えません。

逆にイラストのクオリティが高いなら、Live2Dでの作業がクオリティが低くても割と綺麗に見えます。

僕もクオリティの高いイラストをLive2Dで作業するのはとても楽しいです!

なので、イラスト重視で依頼する人を決めるのがおすすめです。

もし、そのイラストレイターさんがLive2Dをいじれない場合、イラストとは別にLive2D作業だけを頼むことも可能です。

実際、イラストを持ち込みで僕に依頼が来ることも多いです。

なので、まずはどんなイラストがいいかをしっかり決めましょう。

依頼料を安くする方法

最後に依頼料を安くする方法を1つ紹介します。

イラストまたはモデリングを自分でやる

Live2Dモデルを制作する上で、作業は以下の2つに分けられます。

  • イラスト制作
  • モデリング制作

このどちらかを自分で行えば、その分依頼料を安く抑えることが可能です。

もし、どちらかのスキルを持っているのであれば、自分で制作した方がいいでしょう。

イラストはパーツ分けをしておこう!

もしイラストを自分で用意する場合はパーツ分けをしておきましょう。

Live2Dで加工するときにパーツ分けされていないと動かすことができません。

パーツ分けがされていないと、ほとんどの場合は追加料金がかかります。

パーツ分けをしておけば安く値段を抑えられるので、自分でできる人もパーツ分けもしておきましょう。

パーツ分けのやり方に関しては以下の記事を参照してください。

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失敗しないためにも準備をしよう!

僕も数多くのクライアントさんに向けて、Live2Dモデルを作ってきましたが、全く何も知らずに依頼してくる人も多いです。

正直、こちらが騙そうと思えば騙せるぐらい、全く何も知らない人もいます。

何かを買い物するときと同じで、買うものに対して無知だと、失敗する確率も上がります。

ある程度、Live2DやFacerigといったソフトを調べてから、依頼する人を決めましょう!

依頼するならココナラがおすすめ

Live2Dモデルを依頼するのであれば、「ココナラ」がおすすめです。

ココナラでは数多くのイラストレイターさんやLive2Dモデリングの依頼を受けてくれる人がいます。

僕もここで依頼を受け付けております!

他にLive2Dモデルを受け付けているサービスとして「SKIMA」などがありますが、ココナラの方がクリエイターの数が多く、見やすい印象です。

ぜひ、ココナラで依頼する人を見つけてみましょう!

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僕の出品ページは以下のページから行けます!

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twitterで探すのもアリ!

もう一つ方法としてはtwitterで探すのもアリだと思います。

Vtuberクリエイターの人はほとんどがtwitterで宣伝活動しているので、twitter上だと見つけやすいと思います。

ただ、twitter上だと直接の取引となりますので、その分リスクはあります。

実績のあるクリエイターさんなら心配ありませんが、もしかしたら適当なモデルを納品されて、連絡が取れなくなるケースも考えられます。

しかし、高額で取引している有名なクリエイターさんは、twitterなどのメディアから直接取引でしか依頼を受け付けていないケースも多いです。

なので、twitterから依頼する場合は有名なクリエイターさんに依頼するのがいいと思います!

他にVtuber制作を依頼できるサービスを知りたい人はこちら!

 

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この記事を書いた人

CGBox管理人。大学在学中にLive2D・Blender等を勉強し、卒業後にフリーランスとして活動。現在はwebメディア運営をメインにBlenderやSubstancePainter等を使用して自主制作等を行っております。

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