こんにちは!
新しい液タブがもはやディスプレイとして使われてしまっているHyoketsuです。
2Dモデルを動かすFacerigや3Dモデルを動かす3teneを用いて、ゲーム配信を行うまでの要点をまとめました!
参考にしていただければ幸いです!
OBSの初期設定など前回はこちらから
Facerigの画面をOBSに取り込む
Vtuberといえば、まず自分のモデルを表示するところからでしょう!
Facerigを起動する
Facerigを使用してモデルの用意をします。
Facerigを起動してユーザーインターフェースを開きます。
アドバンスUIを選択
画面右上にある「UI+」を選びます。これにより、通常のUIよりもより細かい設定ができるようになります。
日本語化を選択
環境言語を日本語に変更します。
右下の歯車アイコンを選択し、
「Preference」タブから「Language」タブを開き
「Select language」を日本語に変更し、「Appy」で変更を完了します。
Facerigロゴを非表示にする
同様に歯車アイコンを選択し、「お気に入り設定」タブから「一般」タブを開き
「ロゴを隠す」で非表示に変更できます。
背景を選択
右上の環境アイコンを選択し、「ギャラリー」から背景をグリーンバックに変更しましょう。
後ほどOBSで、このグリーン背景自体を透明にします。
入力デバイスを選択
右側の「高度なトラッキングの設定」を選択し、「トラッカー」タブを開きます。
「インプットする機器」の「ウエブカム」から使用するカメラを選択します。
ブロードキャストに切り替え
画面上部の「ブロードキャストに切り替え」をONにします。
この設定はFacerigというソフト自体に、カメラの振りをしてもらう設定になります。
OBSでシーンを作成
OBSのシーンは名前です。ノートの表紙やPCソフトの名前をつけて保存と同じです。
VtuberFacerig など好きな名前をつけましょう。
ソースを追加
映像キャプチャデバイスを選択
「ソース」の「+」のアイコンを選択して「映像キャプチャデバイス」を選択します。
映像キャプチャデバイスの画面にある「デバイス」から「FaceRig Virtual Camera」を選択し、「OK」をクリックします。
これでOBS上にFacerigのモデルを取り込むことができました。
グリーンバックの背景を透過させる
フィルタ効果の追加
今追加した「映像キャプチャデバイス」上で右クリックをして「フィルタ」を選択します。
「エフェクトフィルタ」の「+」をクリックし、「クロマキー」を選択します。
3teneの画面をOBSに取り込む
3teneで用意した3DモデルをOBSと連携させます。
3teneを起動する
今回は3teneFREEを使用します。
VRMを読み込み3Dキャラクターを表示します。
フェイストラッキングとリップシンクを有効にする
画面の「頭部のマーク」をクリックします。
フェイストラッキングとリップシンクを有効にします。
背景を選択
左中央のアイコンを選択し、ステージの背景設定で背景をブルーバックに変更しましょう。
後ほどOBSで、このブルー背景自体を透明にします。
今回はモデルにグリーンが多用されているため、ブルーバックにします。
OBSでシーンを作成
OBSのシーンは名前です。ノートの表紙やPCソフトの名前をつけて保存と同じです。
Vtuber3tene など好きな名前をつけましょう。
ソースを追加
ゲームキャプチャデバイスを選択
「ソース」の「+」のアイコンを選択して「ゲームキャプチャ」を選択します。
「モード」は「特定のウィンドウをキャプチャ」、
「ウィンドウ」から「[3tene.exe]3teneFREE」を選択します。
これでOBS上に3teneのモデルを取り込むことができました。
ブルーバックの背景を透過させる
フィルタ効果の追加
今追加した「ゲームキャプチャ」上で右クリックをして「フィルタ」を選択します。
「エフェクトフィルタ」の「+」をクリックし、「クロマキー」を選択します。
「色キーの種類」は「青」にします。
メニュー枠を削除する
音声入力を追加する
モデルを取り込んだだけでは音声はOBS上に収録されません。
用意したマイクをOBSと連携させましょう!
活動スタイルによってオススメのマイクは変わってきます!
Vtuber用のおすすめマイクを以下の記事にまとめたので、参考にしてみてください!
ソースを追加
音声入力キャプチャを選択
「ソース」の「+」のアイコンを選択して音声入力キャプチャを選択します。
新規作成から「音声入力キャプチャ」をわかりやすい名称に変えましょう!
今回は「実況用マイク」と変更し、「OK」をクリックします。
「デバイス」から使用するUSBマイク、もしくはオーディオインターフェースを選択します。
音声をモノラルに変更
音声入力キャプチャを追加すると、ステレオ入力になることが多い為モノラルに変更します。
「音声ミキサー」タブから歯車をクリックし、オーディオの詳細プロパティを選択します。
モノラルにチェックを入れます。
OBSの設定で陥りやすいトラブルで「片側からのみしか音が聞こえない」といったものがあります。今回の設定から音声をモノラルにすることで解決できます。
音声モニタリングをオフ
「音声モニタリング」は「モニターオフ」にしましょう。
「モニターと出力」にすると、少し遅れた声が聞こえてしまいます。
ゲーム画面をOBSに取り込む
モデルと声は無事OBS上と連携することができました、次はゲーム画面をキャプチャしましょう!
SwitchやPS4のゲームを配信する場合、ゲームキャプチャボードが必須になります!
Vtuber用のおすすめキャプチャボードを以下の記事にまとめたので、参考にしてみてください!
ソースを追加
映像キャプチャデバイスを選択
「ソース」の「+」のアイコンを選択して「映像キャプチャデバイス」を選択します。
「映像キャプチャデバイス」をわかりやすい名称に変えましょう!
今回は「Switchキャプチャ」と変更し、「OK」をクリックします。
「デバイス」から使用するキャプチャーボードを選択し、「OK」をクリックします。
signal out of rangeなどのエラーが表示される場合は
「解像度/FPS タイプ」 を 「カスタム」に変更し、
「解像度」を使用したいものに変更します。「1」と入力すると今回はフルHDの数値を自動入力してくれました。
ゲーム画面のサイズを変更する
「OBS画面からはみ出る」「画面よりだいぶ小さく隙間がある」場合は、サイズを変更する必要があります。
赤枠を伸ばしたりして好きな位置に動かしても良いですが、便利な機能があるのでこの機会に覚えてしまいましょう!
キャプチャーしている画面を右クリックして「変換」から「画面に引き伸ばして置く」を選択すると、OBSのキャンパスいっぱいに変形されます。
あとはVtuberモデルをゲーム上に設置するか、隙間を作って設置するかはお好みで選びましょう!
あれ?Vモデルがゲームの後ろに表示される・・・
OBSは追加したソースの順番で配置されています。
ソースの順番を変更しましょう!
まとめ
今回はシンプルに
- Vモデル
- 音声入力
- ゲームキャプチャーボード
の3点をOBSと連携する方法をまとめました。
Vモデルには細かい調整方法がまだまだあり、やれることは無限大にあります。
音声においても、音量をととのえたりノイズを除去したりと設定を行うことができます。
一緒に学んでいきましょう!
▲Facerigはこちらで紹介しています。
▲3teneはこちらで紹介しています。
次回はコメントを画面に表示する、音声を綺麗にする、音ズレを解消するなど、機能面をまとめています!
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