歌ってみたをやりたい!Vsingerオススメマイクとその比較!

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こんにちは!
音響エンジニアのHyoketsuです。

最近はVtuberの方との楽曲製作や歌ってみたのMIXなどを行うことが多く、そこで得た情報や知識をまとめていきます!

以前にこちらで様々な用途ごとにマイクをまとめましたが、
今回は歌ってみたなどの音質のクオリティを上げるための機材を紹介します。

マイクを選ぶ際の注目ポイントやコスパ重視の製品との比較を考慮してまとめましたので、参考になれば幸いです!

目次

最安価で歌ってみたを始めるには?

歌ってみたを手軽に始めるにはiPhoneなどスマホのマイクを使うことができます。

しかし、オススメはしません。

そもそもレコーディング用に作られていないので、音質が歌ってみた向けではありません。

最低限オーディオインターフェースとマイクの組み合わせにしましょう。

audio-technica AT2020

歌ってみたをする際の最低ラインのマイクではないでしょうか?

コンデンサーマイクの問題点として些細な音を拾いすぎてしまう。内部がサビてしまわないように湿度管理が必要といったデメリットがあるため注意しましょう。

また、自宅で使用する場合は反響音や生活音を拾いにくくするための対策が必要です。

Sennheiser e945

コンデンサーマイクが使える環境じゃない場合、ダイナミックマイクが選択肢に入ります。

トークなど普段使いにも向いており、長い目で使うには安定した性能になります。

Focusrite Solo

マイクとPCを接続するためのハードウェアで、マイクの次に音質にかかわってくる機材になります。

安いメーカーの物や中古品でも使用自体はできますが、ノイズが発生したりコンデンサーマイクが使用できなかったりといったことがあります。

最低ラインとしてこの辺りからが選択肢になるでしょう。

マイク

オススメのマイクを金額ごとに紹介していきます。

10000~20000円

この価格帯はマイクメーカーのフラッグシップ商品が多く、安定した性能と購入しやすい金額の両立になっています。

SHURE “BETA58A”

ボーカルマイクの中では一番安定した性能になります。
低域から高域まで満遍なく収録できます。歌い方次第では一部ピーキーな印象になるため、ほかの選択肢が必要です。

AKG “D7”

SHUREのBETA58Aと比較すると高音域が平たく感じる音の為、上記のマイクで納得しなかった場合は、同価格帯でオススメになります。

20000~30000円

この価格帯になってくると、ショックマウントなどの付属品や保護するケースなどがセットでついてくるため、「何を買ったらよいか分からないけど初めてみたい」といったハードルが低い商品が多い反面コスパが優れているといった印象は薄いです。

RODE “NT1-A”

コンデンサーマイクの選択肢として有名なマイクの一つです。

ショックマウントなど付属品もついてくるためおすすめのマイクです。

音色としては高音域にピークがあるため、歌声によってはささりますが、ブレスなど繊細な音は綺麗に収録してくれます。

AKG “P420”

AKGの中でも比較的に安価に変えるマイクで、純粋な音で収録ができます。

30000~50000円

この価格帯のマイクは高音質で音フラットに収録するものから、歌専用に味付けされていたり楽器の高音圧にも耐えうる性能をしていたりと用途に向けて設計されているものが主流になります。

Blue Microphones “BLUEBIRD”

歌声を一番聴き手に近い音質で収録することができます。

audio-technica ”AT4040″

アコギなどの音を綺麗に収録してくれます。全体的にフラットな周波数特性です。

AKG “C214”

近くの音が厚く収録できます。距離感をリアルに再現したい時などにはおすすめできます。

50000~100000円

ハイグレードマイクの価格帯で業界標準として使われるものも多く、SM7Bなどナレーションやシャウト系ボーカリストなど多数の用途に用いることができるマイクが主流です。

SHURE “SM7B”

叫びや声を張り上げても綺麗に収録できます。

ポップブロッカーを使用せず直接使用するため、力強く低音をクリアに収音できます。

audio-technica “AT4050”

マイクの距離感が少し不安定でもクリアに収録してくれます。ピーキーな高音域も存在しないので使い勝手の良いマイクです。

個人的に一番使い勝手が良く、自前を用意してレコーディングで使用しています。

100000円以上

ハイエンドのマイクで個人所有はあまり見られませんが、有名なスタジオでは用意されているマイクです。

NEUMANN “U87Ai”

収録した後にEQ処理などをせずとも楽曲に混ざる音質です。

高価なため、しっかり保護して使いましょう。

audio-technica “AT4060”

超低ノイズのマイクです。声がよく聞こえるマイクというよりは音が素直に聞こえるマイクの為、実力がそのまま出てきます。

オーディオインターフェース

オススメのオーディオインターフェースを金額ごとに紹介していきます。

10000~20000円

各メーカーのフラッグシップモデルとして多い価格帯になります。

Focusrite “Scarlett Solo”

Focusrite製のオーディオインターフェースです。

Cubaseで有名なSteinberg製よりも中域が先に持ち上がるような印象で、楽器や声など綺麗に収録できます。

20000~50000円

2回線以下のオーディオインターフェースでは比較的高価なものになります。

Solid State Logic “SSL2”

4Kスイッチで音質に味付けを行うことができます。マイクの音量を上げても歪みにくくクリアに聞こえます。

Audient “iD14”

この価格帯では一番コストパフォーマンスが高いです。

通常オーディオインターフェースはダイレクトモニタリングでも若干の遅延が発生しますが、この辺りのハードはさらに低遅延を体験できます。

50000~100000円

プロ作曲家や個人スタジオの所有者で用いられることが多い価格帯です。低遅延のモニタリングや、安定した電力供給、低ノイズを誇る機材が多いです。

RME “Babyface Pro FS”

オーディオインターフェースで音質が変わる体験を始めてした機材です。マイクの音質もモニタリングの音質も高いため機材のグレードを上げる場合の選択肢としておすすめです。

あわせて読みたい

100000円~

ライブハウスやレコーディングスタジオでも用いられる価格帯で、初めての人には活かしきれない反面長期的に戦うことのできる機材です。

Universal Audio “Apollo Twin X/DUO”

ライブステージの音響などでも用いられ、高い安定性と低遅延を誇ります。もちろん音質も申し分なく、スタジオやレコーディングブースにもっていっても機能を発揮します。

その他周辺アイテム

レコーディングに向いている機材を紹介します。

パーソナル録音ブース

頭部だけを加工防音スペースです。

特に部屋の加工を必要とせず、防音空間安価に用意ができます。

リフレクションフィルター

部屋の反響などを軽減します。

反響があると声にディレイが書けたかのようにきこえるので、いくらエンジニアが工夫してもクリアには聞こえなくなってしまうので、自宅の場合はこのアイテムのように工夫しましょう。

ポップブロッカー

声を録音する際、息や破裂音などの空気はノイズや雑音として収録されます。

マイクと口の間にポップブロッカーを用意して対策しましょう。

ダイナミックマイクなどのグリルを外して、このブロッカーを使用して録音する方法もおすすめです。

まとめ

マイクやオーディオインターフェースの音質は値段と比例して上がっていくわけではありませんが、基本的に高いものに外れは存在しません。

用途に合わせて自分が支払える金額の機材を選ぶのが一番ですが、一つステップアップしたい場合の選択肢として参考になれば幸いです。

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