BlenderでMMDのステージの読み込み、作成を行う方法

Blender

こんにちは!

今回は、Blenderを使ってMMDステージを読み込み、作成する方法などについてまとめます。

MMDステージを自分で作成することで、表現の幅が大きく広がります!

キャラクターモデルをMMDに読み込む方法や、blender上でモデルの改造を行いたい方は、こちらの記事を参考にして下さい。

【Blender2.93】MMDモデルの読み込み、改造をしよう!
こんにちは! 今回はBlenderでMMDモデルを読み込み、改造やエクスポートを行う方法についてまとめます。 ...

MMDステージとは

MMD(MikuMikuDance)で動画を作成する際には、キャラクターモデルやモーションのほかに、ステージが必須です。

今では、部屋を模したものや、海や街などの景色を持ったものや、夜空を再現したものなど、沢山のステージモデルが無料で公開されています。

公開されているMMDステージには大きく分けて二つの種類があります。

  • アクセサリステージ(.xファイル)
  • モデルステージ(.pmxファイル)

どちらもMMDに読み込むことでステージとしての利用ができますが、後者のモデルステージには以下の特徴があります。

  • 表情操作モーフで変形が可能
  • ボーンによる操作やアニメーションが可能
  • 全体のサイズ変更にはエフェクトかPMXエディタが必要

今回は、モデルステージに焦点を当てて紹介していきます。

MMDステージを入手しよう

それではまず、MMDステージがどのようなものなのかを見てみましょう。

MMDステージが配布されている場所

MMDのステージはいろいろな場所で配布されています。

例として、ニコニコ静画でタグ「MMDステージ配布あり」で検索すると、5233件がヒットします。(2021年11月8日現在)

MMDステージ配布あり - ニコニコ静画 (イラスト)
「MMDステージ配布あり」のイラストを"ニコニコ静画"で検索!

ただし、他人のステージをダウンロードして利用する場合は、利用規約などによく目を通すようにしましょう!

MMDでステージを読み込む

.pmxファイルや.xファイルをMMDの画面にドラッグ&ドロップすることで、ステージデータを読み込むことができます。

今回は、torisutsuki様が配布しているこちらのステージを利用させていただきました。

【MMDステージ配布】千本鳥居風ステージ / torisutsuki さんのイラスト
千本鳥居をイメージした奥行のあるステージです。標準版でも頂点数が10万を超える重量級なので、PCには優しくないかも。「何とかなる」方はどうぞ使ってやって下さい。鳥居61本の標準版と鳥居121本のフル版の2種類が

.pmxファイルをMMDに読み込んでみると、ボーンや表情操作モーフが存在していることがわかります。

このように、ギミックが組み込まれたステージも多く存在し、一つのステージでも様々な表現が可能です!

blenderでステージを読み込もう

mmd_toolsを使ってインポート

それでは、.pmxファイルをblenderで読み込んでみます。

BlenderでMMDモデルを扱う為には、mmd_toolsというアドオンが必要です。

インストールの方法や、blenderでのモデルの読み込み方法は以下の記事を参考にして下さい。

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こちらで紹介している、MMDモデルの読み込みと同じ方法でステージモデルを読み込むことが可能です。

上の記事の方法でモデルの改造を行う方法を紹介しています。

ステージモデルについても同じ方法で改造が行えるので、是非試してみて下さい!

BlenderでMMDステージを作ろう

それでは、ここからはBlenderで新しくステージを作成する方法について紹介します。

ここでもアドオン〔mmd_tools〕が必要になるので、あらかじめインストールしておきましょう!

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基本的なつくり方

今回は、Blenderを用いて以下のようなモデルを作成しました。

Blenderでのモデリングや、マテリアルの設定方法などは以下の記事を参考にして下さい!

【Blender2.9】Blenderの初心者講座!②
こんにちは! Blenderの使い方や機能、ノウハウについてまとめているUEDAです。 自分のためのアウトプ...
【blender2.9】マテリアルの設定方法を紹介!
こんにちは! Blenderの使い方や機能、ノウハウについてまとめているUEDAです。 自分のためのアウトプ...

それでは、mmd_toolsの機能を使って、このモデルをMMDで読み込める形にしていきます。

mmd_toolsが正常にインストールされている場合、3Dビューの〔MMD〕タブが表示されているはずです。

ここから、〔モデルを作成〕ボタンを押します。

今回は、〔風船ステージという名前にしました。〕

すると、モデル作成用のエンプティとアーマチュアが生成されます。

次に、モデルとして出力したい全てのメッシュと、エンプティ〔風船ステージ〕を選択した状態で〔メッシュをモデルに取付〕を押します。

こうすることで、メッシュの階層が変わり、.pmxファイルとして出力できる形になります。

ボタンが表示されない場合は、エンプティを最初に選択してみましょう。

次に、MMD用にマテリアルを設定します。

プロパティパネルのマテリアルタブの下の方に、〔MMDマテリアル〕〔MMDテクスチャ〕というタブが追加されているはずです。

今回は、ここから名前とテクスチャ、輪郭の色などを設定しました。

赤枠の項目以外にも、両面表示や影の様子なども設定できるので、お好きな値を設定してください!

エクスポートで状態確認

エンプティ〔風船ステージ〕を選択した状態で〔ファイル/エクスポート/MikuMikuDance Model(.pmx)〕からモデルをエクスポートができます。

一度この状態でエクスポートを行い、状態を確認しましょう

画像は、PMXエディタで表示した例です。

実際にMMDに読み込んで見て、サイズ感を確認することも大切です!

ギミックを作ろう

次に、ボーンで風船を動かすギミックを作っていきます。

アーマチュア〔風船ステージ_arm〕を編集し、以下のようにします。

全体を制御する〔すべての親〕ボーンのほかに、風船用のボーンを用意しました。

次に、それぞれのメッシュにアーマチュアモディファイアを追加し、適切にウエイトを設定します。

この状態でエクスポートを行うと、MMDで風船を動かせるようになっているはずです!

スクリーン/モニターを作ろう

次に、モデルの一部にaviファイルを再生するスクリーン(モニター)を作っていきます!

しかし、.pmxファイルではスクリーンを再現することができないので、PMXエディタを通して.xファイルに変換して作成します。

PMXエディタはこちらからダウンロードすることができます。

ダウンロード: とある工房
ダウンロード,-

まず、適当なサイズでscreen.bmpという画像ファイルを作成します。

MMD内では、ファイル名を使って処理されるため、必ずこの名前の画像ファイルにしましょう!

今回は720×480ピクセルで、真っ白の画像を用意しました。

これを、スクリーンに相当する部分のマテリアルに適用します。

次に、mmd_toolsのエクスポート機能を使って以下の二つのファイルを作ります。

  • スクリーンの部分を削除した.pmxファイル
  • スクリーン以外を削除した.pmxファイル

私は、blenderのプロジェクトファイルを複製し、片方はスクリーンを削除、もう片方はスクリーン以外を削除することで二つのモデルファイルを作成しました。

次に、後者のモデルデータscreen.pmxを〔PMXエディタ〕で開きます。

PMXエディタのファイル→エクスポートより、screen.xとして保存します。

ここで.xファイルに変換しています。拡張子に注意しましょう!

それでは、MMDでスクリーンを表示していきます。

MMDに、stage.pmxとscreen.xを両方読み込みます。

この状態でMMDから〔背景→ON・モード1(全画面)(M)〕を選択することで、MMDに映っている画面をスクリーンに表示することができました。

他にも、〔背景→ON・モード3(背景AVI)(M)〕を選択し、〔背景AVIファイル読み込み(F)〕から.aviファイルを読み込むことで、自分の用意した動画ファイルを表示することができます。

スクリーンに映った画像が変化しているのがわかるでしょうか?

動画ファイルはこちらのサイトからお借りしました!

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スカイドームを作ろう

これまで、Blenderを使って簡単にステージを作る方法を紹介してきました。

しかし、このままでは背景が真っ白になってしまいます!

MMDでは、背景を表現する方法として、〔スカイドーム〕を用意する場合が多いです。

スカイドームは、ステージ全体をテクスチャを張った巨大な球で囲うイメージです。

お好みのテクスチャを設定して素敵な背景を作りましょう!

今回は、以下の手順で作成しました。

  1. 球を追加
  2. 球を十分に拡大
  3. 面を反転
  4. 〔メッシュをモデルに取付〕を選択
  5. MMD用のマテリアルと、テクスチャを設定
  6. .pmxファイルとしてエクスポート

これを、MMDで表示したものが以下です!

グラデーションの背景が追加されていることがわかります。

まとめ

今回は、MMDで使えるステージの概要と、Blenderでの読み込み方法、Blenderを使った簡単なステージの作成方法を紹介しました。

紹介した方法を使えば、自分の思い通りのステージがきっと作れるはずです!

特に、スクリーンの表示は簡単に面白い表現ができるので、是非試してみて下さい!

それでは素敵なMMDライフを!

コメント

  1. ハシフ より:

    現在ちょうどステージ制作していて、mmdtoolsでできることをいまいち理解できていなかったのと、ステージは解説が少なくて困っていたのですごく分かりやすくてよかったです!
    色々参考にしようと思います。ありがとうございました。

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